行政や民間団体などによる災害予防や対策の事例【2020年11月】

行政や民間団体などによる災害予防や対策の事例【2020年11月】

一軒家の災害予防を考える会、代表の石川です。

行政や民間団体などによる、災害予防や対策の取り組み事例を紹介します。

なお以下で紹介されているモノは、個人的によい取り組みと感じただけで、その企業や商品を保証しているわけではございません。

 

ニュースになった、最新の災害予防や対策

■ 2020年11月17日

● 長野県伊那市は、昨年10月の台風19号を教訓に、市役所の非常用電源設備を増設する。

災害教訓に 伊那市役所の非常用電源設備増設へ – Nagano Nippo Web

● 災害時に女性や子どもへの性暴力を防ぐ取り組みが高まりを見せている。

東日本大震災:被災地の性暴力防げ 支援組織初調査 各地で啓発に活用 /宮城 – 毎日新聞

● 流山市は11日、市内で大型物流施設を運営する大和ハウス工業(本社・大阪市)と水害などの災害時の一時避難施設に関する協定を締結。

大和ハウス施設へ避難、1200人受け入れ 流山市が災害時協定 /千葉 – 毎日新聞

● 「1年に一度は、びちく(19)の確認」という語呂合わせで、11月19日を備蓄の日に設定。

日常備蓄で災害対策 備蓄の日11月19日 東京:朝日新聞デジタル

 

■ 2020年11月18日

● 災害で発生する倒木をキノコの菌を利用して分解処理する研究に取り組んでいる帯広市の高校生たちが、1年前にキノコの菌を植え付けた丸太の腐食の状況を確認しました。

高校生がキノコで倒木処理研究|NHK 北海道のニュース

● 袋井市の浅羽南小の5年生65人が17日、静岡大教育学部の学生らによる高台移転をテーマにした防災授業を静岡市葵区の県地震防災センターで受けた。

地震の歴史から“備え”考える 静大生講師に防災授業 袋井|静岡新聞アットエス

 

■ 2020年11月19日

● 市役所で地震後の火災対応訓練「利用者の避難、第一に」【宇部】|宇部日報 このまちメディアWeb

● 道内全域が停電するブラックアウトに備えて、北海道電力は去年に続いて2回目となる訓練を行いました。

ブラックアウト想定 北電が訓練|NHK 北海道のニュース

● 東京電力リニューアブルパワー(RP)松田事業所(神奈川県松田町)のオフロードバイク隊が、台風の襲来に備え運転技術の研さんに励んでいる。

設備巡視にオフロードバイク。災害時の機動性確保へ | 電気新聞ウェブサイト

 

■ 2020年11月20日

● 館山市は十六日、十月に完成した新たな学校給食センター(同市北条)を報道陣に公開した。通常の給食に加え、自然災害を想定し、三日分の水やガスを備蓄できる機能を兼ね備えた。

災害対応の給食センターが完成 館山市、来年1月から稼働:東京新聞 TOKYO Web

● ブロック塀や落ちそうな看板など、地震発生時に予想される道路の危険箇所を確認する「防災さんぽ」が仙台市若林区の南小泉、一本杉両地区であり、参加者が災害対応への心構えを新たにした。

ブロック塀、ぐらっと来たら… 「防災さんぽ」で道路の危険チェック 仙台・若林 | 河北新報オンラインニュース

● ライフラインが寸断された災害時への備えとして、燃料がいらずに注目を集める「ソーラークッキング」。石川県立大(同県野々市市)が市民団体「NPOエコラボ」(金沢市)と協力し、安くて身近にあり、熱を集めやすい形状のビニール傘を活用した反射材で太陽光を集めて温める調理器具の開発に取り組んでいる。

ビニール傘で太陽光集めて調理 石川県立大とNPOが開発、来年中にも販売:東京新聞 TOKYO Web

 

■ 2020年11月21日

● 総務省消防庁と福島県、福島イノベーション・コースト構想推進機構は20日、災害現場で運用する小型無人機ドローンの普及に関する協定を締結した。
ドローンの普及で消防庁と自治体が協定を結んだのは全国初。

災害時のドローン活用促進 全国初、消防庁が福島県などと協定 | 河北新報オンラインニュース

● 小倉南区で防災訓練 ことしは“密”を避けながら実施|NNNニュース

● 首都直下地震で道路が寸断されたという想定で、船を使って物資やけが人を運ぶ訓練が東京・北区で行われました。

首都直下地震想定 水上輸送訓練|NHK 首都圏のニュース

 

■ 2020年11月23日

● 災害現場で使われるロボットの開発に取り組む新潟県・長岡技術科学大の木村哲也准教授(53)が、本年度の防災功労者内閣総理大臣表彰を受けた。

災害ロボット「命救う覚悟で研究」 長岡技科大・木村准教授 総理大臣表彰 | 地域 | 新潟県内のニュース | 新潟日報モア

1:土地の安全
2:家の安全
3:部屋の安全

自然災害時の安全な避難のため、絶対に覚えておくべき「3つの条件」 | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン

● 白馬、小谷両村に大きな被害を出した長野北部地震から六年を迎えた二十二日、防災について考えるイベントが白馬村のスノーピークランドステーション白馬であった。

被害減少へ共助を心に 白馬村長野北部地震6年、防災考える:中日新聞Web

 

■ 2020年11月24日

● 高知 地震災害に向け初動対応訓練|NNNニュース

● 災害時にかまどに変身するベンチがSNS上で大きな話題になっている。

災害時にかまどに変身? 北海道胆振東部地震でも活躍した「かまどベンチ」が話題に|まいどなニュース

● 例年、11月上旬に保護者や地域住民を招いて防災教室を開催しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、児童と教職員のみで実施した。

【茨城新聞】起震車で震度7体験 水戸・大場小で防災教室 マップ発表、意識高揚

 

■ 2020年11月25日

● 道内で大きな被害が想定される「千島海溝」と「日本海溝」沿いの巨大地震などについて研究している北海道大学の研究機関が成果を発表するシンポジウムを開催しました。

巨大地震の広域複合災害を講演|NHK 北海道のニュース

● 静岡市葵区の県地震防災センターでこのほど、新型コロナウイルス対策の新しい生活様式を踏まえた避難所生活を疑似体験できる企画展「ウィズコロナ時代における避難所運営」が始まった。

「コロナ時代」に対応 静岡県地震防災センターで企画展|静岡新聞アットエス

● 災害時・停電時に活用できる住宅用電力供給システム「スマートエルラインライト」について、量産化体制が整い同年11月末から本格的に販売を開始すると発表した。

非常時に太陽光の電力を活用可能に、住宅用の電力供給システムを量産化 – スマートジャパン

 

■ 2020年11月26日

● 自宅から離れた場所に出かけている時に災害が発生し、帰宅が難しくなった場合を想定して、小学生が自分たちで考えながら鉄道が動いている最寄りの駅まで歩いて向かう訓練が横浜市で行われました。

外出先で地震想定 小学生が訓練|NHK 首都圏のニュース

 

■ 2020年11月28日

芦屋町の全域で地震・津波を想定した避難訓練|NNNニュース

球磨村の豪雨被災者が熊本地震被災地を視察|NNNニュース

● 避難所におけるプライバシーの問題や防災分野への女性参画の必要性について指摘

災害避難 着替えは、授乳は 女性の視点で講演 高知 /高知 – 毎日新聞

 

■ 2020年11月30日

● 大規模災害による警察署の倒壊を想定した訓練が11月27日、唐津市のJAからつ北波多支所プラザで行われた。

地震で庁舎倒壊想定し訓練 唐津署 JAからつに災害本部設営|まちの話題|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE

● フランス生まれの太陽光エネルギーで約3秒で火が起こせるアウトドア&災害対策グッズ!手にフィットし、薄くて使いやすいデザイン設計環境に良い自然エネルギーはゴミも出さず、ずっと使えるので経済的

太陽光だけで3秒火起こし!アウトドア、防災グッズにも“SuncaseGear”! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

● 家屋の損害割合が30%以上40%未満の「中規模半壊」世帯を対象に加え、再建に25万~100万円を支給する。

改正被災者支援法が成立 住宅再建の対象拡大: 日本経済新聞

災害での住宅被害への支援金支給 「半壊」の一部にも対象拡大 | 注目記事 | NHK政治マガジン

● この協定により、市内に地震、風水害その他の災害が発生するおそれがある場合等に、当協議会を中心とした武里市民センター(地区公民館併設)での迅速な避難所開設や、開設後の避難者・傷病者・要配慮者の誘導、食料・物資の配給等が可能となり、組織化された避難所運営が実現されます。

全国的にも先駆的な取り組み 自主防災組織の避難所運営を実現する「防災モデル避難所運営に関する協定」を締結=埼玉県春日部市:時事ドットコム

● 防災用品や非常食などの管理、みなさんは見直しも含め、しっかり行えていますか? 今回は日ごろから防災を意識した非常食の管理と、いざというときに慌てないために、我が家が最近はじめた取り組みについてもご紹介したいと思います。

【いざというとき慌てないために】日常に防災を! かさばる保存食の管理と心構え | マイナビウーマン子育て

 

以上、11月の最新の災害予防や対策のニュースでした。

台風や地震の規模は、温暖化によって、年々強くなっていると言われています。
いつ自分自身が被災してしまうか分からない今の時代、災害に備えた予防活動が大切です。

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